「静物(ボデゴン)」 スルバラン(フランシスコ・デ・スルバラン) 題名:静物(ボデゴン) 作者:フランシスコ・デ・スルバラン 年代:1635-1640年頃 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 17世紀スペインでは、静物画のジャンルが確立する。 「ボデゴン」と呼び習わされるこの分野では、各種の食物や食器が対象となり、料理が加えられることもある。 スルバランのこの作では、漆黒の闇をバックに、強い光を受けた物象が克明に描写され、画面全体に緊張感と厳粛な宗教的精神性が現れている。 解説:安發 和彰(東北芸術工科大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧