「無原罪のお宿り」 スルバラン(フランシスコ・デ・スルバラン) 作者:フランシスコ・デ・スルバラン 年代:1630-1635年頃 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 本作は、マリアが、神の恵みにより母アンナの胎内に奇跡的に宿ったという教義に基づく。 このテーマは、対抗宗教改革の気運が高じた当時のスペインで熱狂的に支持されていた。 画像や象徴が細かく規定されたが、スルバランはそれらを尊重しつつ、つつましやかで、しかも天上的栄光に満ちたマリア像を創造している。 解説:安發 和彰(東北芸術工科大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧