「イサベル王女とカタリーナ王女」 コエーリョ(アロンソ・サンチェス・コエーリョ) 題名:イサベル王女とカタリーナ王女 作者:アロンソ・サンチェス・コエーリョ 年代:1569-1570年頃 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 コエーリョは、フランドルでモルに学び、スペイン宮廷における肖像画の典型を継承した。 細部の描写、とりわけ宝石や衣装の質感の描出に優れている。 この作品は、フェリペ二世の愛らしい二人の娘を描いたもので、のちに姉はオーストリアの大公妃となり、妹はサボアの公爵夫人となる。 解説:木下 亮(昭和女子大学 教授) あわせて見たい絵画・コラム「最後の審判」ミケランジェロ「サーカスの客寄せ」 ジョルジュ・スーラ【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~【コラム】美術の皮膚(6)「主題の終焉という革命」 スポンサードリンク