ウェイデン(ロヒール・ヴァン・デル・ウェイデン), プラド美術館

「十字架降下」 ウェイデン(ロヒール・ヴァン・デル・ウェイデン)

十字架降下
題名:十字架降下
年代:1430年代半ば頃
製法:油彩、板
収蔵美術館:プラド美術館

初期フランドル派を代表する画家ウェイデンの完成された様式を示す作品。

元来、ベルギーはルーヴェンのノートル・ダム・オル・レ・ミュール聖堂のための三連祭壇画中央パネルであった。

彩色木彫群像を模した構想で、死せるキリストを取り巻く人々の深い哀悼の念が厳粛な中にも雄弁に表現されている。

解説:安發 和彰(東北芸術工科大学 教授)
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