「アトリエの画家」 ヘラルト・ダウ 作者:ヘラルト・ダウ 年代:1647年 製法:油彩、板 収蔵美術館:ドレスデン絵画館 レンブラントに師事しレイデンで活躍したダウは、精緻(せいち)な描写による風俗画家として有名である。 特に狭い室内空間の中に、一人ないし二人の人物を表した室内風俗画に優れたものが多いが、アトリエでの自らの姿を描き出したこの作品は、中でもよく知られている。 室内に置かれた彫像、地球儀、楽器、燭台(しょくだい)などは、アトリエの備品であると同時に、さまざまな意味を担う小道具でもあった。 解説:有川 治夫(学習院大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧