「聖カシルダ」 スルバラン(フランシスコ・デ・スルバラン) 作者:フランシスコ・デ・スルバラン 年代:1640年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 このような当世風の豪華な衣装をまとう一連の聖女像は、厳格な“修道士の画家”スルバランにしてはいかにも異色の作である。 これらは、独立した礼拝図、あるいは連作として教会内に飾られ、祭壇に向かう聖なる行列を模したようである。 本作は冠を戴くことで聖エリサベト(ポルトガルの)ともされる。 解説:安發 和彰(東北芸術工科大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧