「泉」 アングル(ドミニック・アングル) 題名:泉 作者:ドミニック・アングル 年代:1820-1856年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:オルセー美術館 美しい人体を基準に美術を創り上げた古代ギリシャの芸術伝統は、イタリアのルネサンス期に復活し、みごとな達成をみた。それらを学ぶため、アングルは1805年から20年もイタリアに留学した。 泉の擬人像、片方の足に重心をかけたコントラポストのポーズなど古典芸術の典型に挑むべく、彼は留学中にこの画面に着手した。しかし虚実がみごとに融合する女体美の極地を描ききったこの作品は、やっと1856年に完成した。(隠岐) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧