「いかさま師」 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 作者:ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 年代:1630年代 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーブル美術館 ジョルジュ・ド・ラ・トゥールは瞑想的な“夜”の宗教画のほかに、こうした鮮やかな色彩と明解な描写による風俗画も描いた。 富裕な身なりの婦人にワインを差し出す給仕の女が、左端の男のいかさまを目で婦人に伝えているが、右端の男は、この緊張した駆け引きにはとんと気づいていない。主題においても、リアルな表現においても初期のカラヴァッジオの影響が明らかである。(太田) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧