「化粧するヴィーナス」 フォンテーヌブロー派 作者:フォンテーヌブロー派 年代:16世紀中頃 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーブル美術館 艶麗優雅な“化粧する女”はフォンテーヌブロー派が好んで描いたテーマであるが、ここでは神話上の愛と豊穣(ほうじょう)の女神ヴィーナスが主人公となっている。 浴槽から出て鏡に自分の姿を映すヴィーナスに、キューピッドが香油の壷を捧げ、三美神のひとりが侍女としてはべる。この作品を含め“フォンテーヌブロー派”の作品の多くは作者不明である。(太田) あわせて見たい絵画・コラム「青い花瓶」 ポール・セザンヌ【コラム】美術の皮膚(13)「データが思い出させてくれた巨匠」「自画像」 ヴァン・ダイク (アンソニー・ヴァン・ダイク)【コラム】美術の皮膚(105)「世紀末芸術~運命の女性“ファム・ファタール”~」 スポンサードリンク