「大司祭コレシュスの犠牲」 ジャン・オノレ・フラゴナール 作者:ジャン・オノレ・フラゴナール 年代:1765年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーブル美術館 フラゴナールがイタリア留学から帰国後の1765年に王立アカデミーへの入会を志願して提出した作品。 主題はギリシャ神話による。カリュドンの王女カリロエは、ディオニュソス神に仕える大司祭コレシュスの求愛を拒んだが、その結果カリュドンの市民は神の怒りによって狂気の発作に取りつかれた。 それを鎮めるため犠牲としてカリロエが選ばれるが、コレシュスは彼女への愛ゆえ身代わりに自らを犠牲にしたという話である。(太田) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧