「画家とその娘」 エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン 作者:エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン 年代:1789年頃 製法:油彩、板 収蔵美術館:ルーブル美術館 フランス18世紀後半の女性肖像画家ヴィジェ=ルブランは、平凡な絵描きの娘として生れたが、上流階級と結びつきのある画商ピエール・ルブランと結婚してその境遇が変わる。 彼女は23歳で王妃マリー・アントワネットの肖像を描き、以後約10年間、肖像画家として絶頂の時期を過ごす。 この作品の制作当時、画家は34歳、娘は9歳だった。そしてこの時、フランス大革命が起こり、その地位のため彼女は亡命を余儀なくされたのだった。(橋) あわせて見たい絵画・コラム「自画像」 エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン「ガブリエル・デストレとその妹」 フォンテーヌブロー派「メアモールとプシュケ」 ジェラール(フランソワ・ジェラール)「メデューズ号の筏」 ジェリコー(テオドール・ジェリコー) スポンサードリンク