「ペテロの殉教」 ミケランジェロ 題名:ペテロの殉教 作者:ミケランジェロ 年代:1542-1549年 製法:不明 収蔵美術館:ヴァティカン美術館 皇帝ネロの弾圧を避け、ローマから去ろうとしたペテロはアッピア街道でキリストの幻に会う。「主よ、何処へ?」と尋ねると主は「十字架にかけられるためローマへ行く」と答える。 ペテロはこれを、自分がローマへ戻り、殉教に備えるべきものと理解し、自ら願い出て逆さ吊りの刑に服した。ヤニクルムの丘の上、兵士たちによって立てられようとしている十字架の周りに身を寄せる数人の女性はキリストの磔刑と同じ集まりを示している。 解説:高草 茂(美術史家) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧