「三美神」 バルドゥング・グリーン 題名:三美神 作者:バルドゥング・グリーン 年代:1540-1543年頃 製法:油彩、板 収蔵美術館:プラド美術館 裸身に豪華な装飾品だけを身に着けた華やかな女性たち。画家独特の細く伸びた透き通るような裸体は、古典的な理想化された肉体とは異なり、どこかエロティックである。 中世的な綴密(ちみつ)な描写とルネサンス的な主題が同時にうかがえる。 スウェーデンのクリスティナ女王からフェリペ四世に贈られた作品で、本作品と対照的な同画家の作品『人生の諸段階と死』と対を成す。 解説:木下 亮(昭和女子大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧