「死と乙女」 エゴン・シーレ 作者:エゴン・シーレ 年代:1915年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:オーストリア絵画館 シーレ自身によって「男と娘」とも呼ばれた作品。 荒れ果てた大地の上で抱き合う男と女。鮮やかな色の薄物をまとう女に対して、男(シーレ自身)は修道僧の服を身に着けている。 ここに表されているのは、「愛」と「死」についてのペシミスティックな概念、愛は本質的に死を内包しているという概念である。 解説:有川 治夫(学習院大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧