「ホラティウス兄弟の誓い」 ジャック・ルイ・ダヴィッド 作者:ジャック・ルイ・ダヴィッド 年代:1784年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーブル美術館 新古典主義の画家としてダヴィッドが歩み始めた頃に制作された記念碑的作品。それまでの優雅なロココ風の作品とは異なり、古代ローマの芸術に範を採って、厳格な画面構成に男性的なローマの勇士の力強い精神性を組み込もうとしている。 主題は古代ローマの伝承をもとに17世紀の劇詩人コルネイユが劇化した悲劇の一場面から採られており、ローマの命運を託された三兄弟が、出陣を前にして剣の誓いを行っているところである。(橋) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧