「ヴェールを被った婦人の肖像」 ラファエロ・サンティ 作者:ラファエロ・サンティ 年代:1514年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ピッティ美術館 ラファエロがローマへ赴き、そこでヴェネツィア派の影響を受けたのちの作品とされる。 確かに『マッダレーナ・ドーニの肖像』に比べると、モデルは口元にかすかに笑みをたたえ、胸に右手を当てており、その表情はより豊かになっている。 抑制のきいた色彩は、落ち着いた深みのある雰囲気を作り出している。 解説:松浦 弘明(多摩美術大学 講師) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧