「眠るアモル」 カラヴァッジオ (ミケランジェロ・メリジ・ダ・カラヴァッジオ) 作者:ミケランジェロ・メリジ・ダ・カラヴァッジオ 年代:1608年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ピッティ美術館 作品の裏に「カラヴァッジオのマルタにおける作」と記された銘記がある。にもかかわらず、この作品をカラヴァッジオの真作と認めない学者もいるが、一般的には銘記を信じて彼の晩期の作とされる。 漆黒の闇の中から光を浴びた裸体のアモルが浮かび上がる。 カラヴァッジオの生み出した絵画における光の劇的な効果は、イタリアの画家だけでなく、ルーベンスをはじめとする17世紀のヨーロッパ中の画家に多大な影響を与えた。 解説:松浦 弘明(多摩美術大学 講師) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧