「女占い師」 ミケランジェロ・メリジ・ダ・カラヴァッジオ 作者:ミケランジェロ・メリジ・ダ・カラヴァッジオ 年代:1594-1595年頃 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーブル美術館 北イタリア出身で、ローマで活躍した画家。 マニエリスムの知的な洗練ののち、粗野と言ってよいほど強烈な感情表現と写実主義をさげて登場し、バロックのさまざまな表現への道を開いた。 ここではジプシーの女占い師が、美しく着飾った若者の手相を見ながら、こっそり若者の指輪を抜き取ろうとしている。明るい画面の中にくっきりと浮かび上がるふたりの人物の真に迫る実在感が素晴らしい。(太田) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧