ヴァン・エイク(ヤン・ヴァン・エイク), ドレスデン美術館

「三連祭壇画:教会内の玉座の聖母子」 ヤン・ヴァン・エイク

0645
年代:1437年
製法:油彩、板
収蔵美術館:ドレスデン絵画館

初期ネーデルラント絵画の巨匠ヤン・ヴァン・エイクの数少ない現存作のひとつ。中央画は三廊式の聖堂の中央に座る聖母子の神々しい姿を表し、両翼画には、それぞれ側廊に位置するという設定で、大天使ミカエルに伴われた寄進者(左翼)と聖カタリナ(右翼)が描かれている。

中央の聖母子は左翼で拝む寄進者の方へ視線を投げかけている。両翼の裏面(閉じた時に見える面)には、「受胎告知」が描かれている。

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