「聖痕を受ける聖フランチェスコ」 ジョット・ディ・ボンドーネ 作者:ジョット・ディ・ボンドーネ 年代:1300年代初期 製法:テンペラ、板 収蔵美術館:ルーブル美術館 フィレンツェ近郊に生まれたジオットは、中世イタリア最大の画家でチマブーエの弟子。統一感ある三次元の空間、堅固な量感を持つ劇的な人間像を表現して画期的な様式を確立、ルネサンスの礎を築いた。 清貧を旨としたフランチェスコ修道会の創立者、アッシージの聖フランチェスコ(1182−1226年)の生涯の極点とも言うべき「聖痕(せいこん)拝受」の瞬間を表す。下部には「小鳥の説教」など、彼の生涯の有名な3つのエピソードが描かれている。(太田) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧