「聖母戴冠」 フラ・アンジェリコ 作者:フラ・アンジェリコ 年代:1435年 製法:テンペラ、板 収蔵美術館:ルーブル美術館 フィレンツェで活躍したドメニコ派の修道僧画家。 この作品の下部には彼が属していた教団の創始者、聖ドミニコの生涯の6つの場面とピエタが描かれている。上部は、キリストの手から冠を授かる聖母の生涯の最後の輝かしい場面を表す。明るく鮮やかな色彩ときらめく金色が、みごとに天上の喜びを響かせる。 遠近法の駆使や人物の巧みな配置など、彼がマザッチオの革新を利用した初期ルネサンスの最初のひとりであることがわかる。(太田) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧