「受胎告知」 フラ・アンジェリコ 作者:フラ・アンジェリコ 年代:1430年代前半 製法:テンペラ、板 収蔵美術館:プラド美術館 フィレンツェのドミニコ会修道僧で、清純で敬虔(けいけん)な宗教画を描いたフラ・アンジェリコ(本名グイード・ディ・ピエトロ)は、渾名(あだな)どおり「天使のような画僧」として万人から敬愛された。 ルネサンス風のロッジアの中で天使とマリアがともに胸に手を当て挨拶を交わしている。 背景には楽園を追われるアダムとエバが描かれているが、彼らの、つまり人間の原罪をあがなうためにマリアから生まれるのがキリストである。(篠塚) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧