「ザクセンのハインリヒ敬虔公夫妻」 ルーカス・クラーナハ(父) 作者:ルーカス・クラーナハ(父) 年代:1514年 製法:油彩、板からカンヴァスに移しかえ 収蔵美術館:ドレスデン絵画館 ルネサンス期のドイツの君侯の晴れやかな姿を伝えてくれる、同時期の最も堂々たる全身像肖像画であり、それぞれ特徴のある犬を従えた夫妻の対照とコンビネーションはみごとである。 描かれているのは、のちにザクセン公となるハインリヒとその妻カタリナで、彼らは新教の推進者として知られる。 現在は2枚に分かれているが、ハインリヒの剣の先がカタリナの絵の方に続いており、もとは1枚の絵であったことが知られる。 スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧