世界の美術館

「ホロフェルネスの首を持つユーディット」 ルーカス・クラーナハ(父)

ホロフェルネスの首を持つユーディット
年代:1530年頃
製法:油彩、板

ヴィッテンベルクに大工房を構えた後半生のクラーナハ(父)は、魅惑に満ちた女性像を描かせて右に出る者がいなかった。

彼の工房は注文に応じて、ヴィーナス、エバといった人気の女性像を大量に制作したが、このユーディットも繰り返し描かれた主題のひとつである。

敵将ホロフェルネスと褥(しとね)をともにしたのち、その首をはねて自分の町を救ったというユーディットの姿を、当世風の華美で枠な装いのうちに描き出したもの。