世界の美術館

「学者たちの間の十二歳のイエス」 リベーラ(ホセ・デ・リベーラ)

学者たちの間の十二歳のイエス
年代:1625年頃
製法:油彩、カンヴァス

スペイン支配下のナポリで活躍したリベーラは、17世紀スペイン絵画の黄金時代の巨匠のひとり。

カラヴァッジオの影響を強く受け、明暗のアクセントの強い写実的様式で、おもに宗教画を描いた。

リベーラの初期を代表する作品のひとつであるこの『学者たちの間の十二歳のイエス』も、明暗のコントラストと人物の身ぶりによって場面の情景を劇的に表した、典型的なカラヴァッジオ風作品である。

解説:有川 治男(学習院大学 教授)