ウィーン美術史美術館, ヤン・ブリューゲル(父)

「青い花瓶の花」 ヤン・ブリューゲル(父)

青い花瓶の花
年代:1608年頃
製法:油彩、板

ヤン・ブリューゲル(父)は、ミニアチュール的風景画のほかに、花の絵にも優れ、「花のブリューゲル」の異名をとった。

この『青い花瓶の花』にも見られる緻密(ちみつ)な花の描写は、当時非常に高く評価されていた。

ルーベンスが聖母子の部分を、ヤン・ブリューゲル(父)が花輪の部分を分担した『花輪の聖母子』などの作品も知られている。

解説:有川 治男(学習院大学 教授)
    スポンサードリンク