世界の美術館

「楽園」 ルーカス・クラーナハ(父)

楽園
年代:1530年
製法:油彩、板
収蔵美術館:ドレスデン絵画館

画面上半分には、旧約聖書「創世記」に記された、「アダムの創造」から「楽園追放」に至る5つの場面が森の風景の中に描き込まれ、下半分には、さまざまな動物の姿が見える。

「楽園」という主題は15世紀以来、北方絵画にしばしば見られるものであるが、この作例のように、生き生きとした自然や動物の描写に格好の場を提供した。クラーナハ(父)晩年の作品である。