「狩りの女神ディアーナ」 フォンテーヌブロー派 作者:フォンテーヌブロー派 年代:16世紀中頃 製法:油彩、板からカンヴァスに移しかえ 収蔵美術館:ルーブル美術館 フランソワ一世がフォンテーヌブローの宮殿装飾のためイタリアから招いたロッソ・フィオレンティーノ、プリマティッチオらの影響下に誕生したのが“フォンテーヌブロー派”と呼ばれる洗練された宮廷美術様式である。 この作品は、アンリ二世の愛妾(あいしょう)ディアヌ・ド・ポワティエを、ギリシャ神話の月と狩りの女神ディアーナに見立てた肖像と言われる。端正で両性具有的な体つき、ねじったポーズなどに、この派のマニエリスム的な好みが表れている。(太田) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧