「ナポレオンの戴冠式」 ジャック・ルイ・ダヴィッド 作者:ジャック・ルイ・ダヴィッド 年代:1806-1807年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーブル美術館 ナポレオン皇帝第一画家であったダヴィッドの畢生(ひっせい)の大作である。 ナポレオンから、1804年12月2日にパリのノートルダム大聖堂で行われた皇帝戴冠式を制作するよう命じられたダヴィッドは、約3年の歳月を費やして、この、皇帝と言うよりはむしろ皇后ジョゼフィーヌの戴冠式に焦点を当てた一大記録画を完成させた。 その大きさ、式典の華麗な描写、劇的な明暗の対比など、まさにダヴィッド芸術の集大成と言えよう。(橋) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧