「トルコ風呂」 ドミニック・アングル 作者:ドミニック・アングル 年代:1863年 製法:油彩、板 収蔵美術館:ルーブル美術館 生涯、裸婦の美しさを追求し続けたアングルの晩年の傑作である。この主題は、18世紀に、夫がコンスタンティノープルに英国大使として赴任した際に同行したモンタギュー夫人のしたためた書簡に想を得ている。 アングルが若い頃から『半身の浴女』や『バルパンソンの浴女』などを通して追求し続けていたさまざまな裸婦のポーズが、この画面に再び数多く立ち現れ、この『トルコ風呂』は、いわゆる彼の裸体美の集大成と呼んでもよいものである。(橋) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧