「キリストの変容」 ラファエロ・サンティ 作者:ラファエロ・サンティ 年代:1518-20年 製法:油彩、板 収蔵美術館:ヴァティカン美術館 ガリラヤのタボル山に使徒たちを連れて登り、キリストがその眼前で姿を変え、自ら神であることを示した。 顔は太陽のように輝き、衣は白く光り、モーセとエリヤが両脇に現れる。と、輝く雲の中から「これはわが子である」という天の声が聞え、使徒たちは驚き、ひれ伏す。 すべてラファエロ自身の手で描かれた作品で、最後にキリストの顔を描き終えると画家は死に見舞われた。前景に跪く女性は「信仰によってのみ得られる神の恩寵」を表している。 解説:高草 茂(美術史家) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧