クリムト(グスタフ・クリムト), ノイエ・ピナコテーク

「マルガレーテ・ストンボロー=ヴィトゲンシュタインの肖像」 グスタフ・クリムト

マルガレーテ・ストンボロー=ヴィトゲンシュタインの肖像
年代:1905年
製法:油彩、カンヴァス

クリムトは、19世紀末から20世紀初めにかけてのウィーン美術を代表する画家。

ユーゲントシュティール様式の象徴的人物像がよく知られるが、この作品のように装飾的な地の上に人物像を浮かび上がらせた肖像画にも傑作が多い。

それらの洗練された肖像画のモデルの多くは、当時のウィーンの上流社会の人々であるが、ここに描かれているのは有名な哲学者ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインの姉。

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