「ユディト I」 クリムト (グスタフ・クリムト) 作者:グスタフ・クリムト 年代:1901年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:オーストリア絵画館 旧約聖書の外典「ユーディット書」に出てくる、敵将ホロフェルネスを誘惑して首をはねたユーディットを主題とし、男性にとっては危険ですらある女性の魅力を描き出したもの。 金地を用いた装飾性豊かな画面を特徴とする、クリムトのいわゆる「黄金様式」時代の先駆けを成す作品である。装飾的額縁は、おそらく彫金師であった弟のゲオルクによってデザイン、制作されたもの。 あわせて見たい絵画・コラム「レウキッポスの娘たちの略奪」 ルーベンス(ピーテル・パウル・ルーベンス)【コラム】美術の皮膚(173)マネの黒とマネの闇~父がファザコンだと子もファザコン?~【コラム】美術の皮膚(86)「印象派物語~長生きは三文の得~」「キリストの洗礼」 エル・グレコ スポンサードリンク