ヴァトー(アントワーヌ・ヴァトー), ドレスデン美術館

「愛の宴」 アントワーヌ・ヴァトー

愛の宴
年代:1717年頃
製法:油彩、カンヴァス
収蔵美術館:ドレスデン絵画館

18世紀フランスのロココ美術を代表する画家ヴァトーは、「雅宴画」と通称される戸外での優雅な宴を描き出す風俗画を得意とした。

この『愛の宴』もその代表的な作例であり、当時の貴族たちの戸外での楽しみを、伝統的な「愛の園』というテーマを借りて描き出している。

ドレスデン絵画館にはもう1点、ほぼ同寸法の『戸外での語らい』と題をされた作品があり、この作品と対を成すものという説もある。

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