「ピエロ(ジル)」 アントワーヌ・ヴァトー 作者:アントワーヌ・ヴァトー 年代:1718-1719年頃 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーブル美術館 画面の人物は元役者でコメディアンのべローニというギリシャ人。 舞台から退いた彼は、パリの下町にカフェを開店したが、この作品はその店の看板絵として描かれた。 ヴァトーの時代には、ピエロもジルも同じ衣装だったという。白っぽい上着を身に着けたピエロの顔は無表情で、どこか悲しそうである。(太田) あわせて見たい絵画・コラム「ホラティウス兄弟の誓い」 ジャック・ルイ・ダヴィッド【コラム】美術の皮膚(14)「革命の画家たち①」「バテシバの沐浴」ー レンブラント・ファン・レイン「王女マルガリータの肖像」 ベラスケス (ディエゴ・ベラスケス) スポンサードリンク