ヴァトー(アントワーヌ・ヴァトー), ルーヴル美術館

「シテール島への巡礼」 ヴァトー (アントワーヌ・ヴァトー)

シテール島への巡礼
年代:1717年
製法:油彩、カンヴァス
収蔵美術館:ルーブル美術館

ヴァトーは、王立アカデミーの正会員となるためにこの作品を提出した。

シテール島は伝説上のヴィーナスの島、つまり愛の島で、独身の男女がここに巡礼すれば好伴侶が得られるという。画面には、右から左へと、誘い、承諾、ためらい、決意といった愛の成り行きが8組の男女の姿を借りて表されている。

右端にはヴィーナスの半身像があったりキューピッドたちが戯れており、恋人たちがすでにシテール島にいることを示す。

解説:太田 泰人(神奈川県立近代美術館 普及課長)
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