「ドレスデン祭壇画」 アルブレヒト・デューラー 作者:アルブレヒト・デューラー 年代:1496年頃 製法:テンペラ、麻布 収蔵美術館:ドレスデン絵画館 中央に幼児キリストを礼拝する聖母、左翼に聖アントニウス、右翼に聖セバスティアヌスを表したこの祭壇画は、古くよりドレスデンにあるため「ドレスデン祭壇画」と通称される。 デューラーの最も初期の重要な宗教画として知られるが、人体表現、空間表現にはまだ硬さを残しており、また中央画と翼画との間には様式的相違も感じられる。 おそらくザクセンのフリードリヒ賢公の注文によって描かれたものであろう。 あわせて見たい絵画・コラム「聖母子と天使たち」ー フラ・アンジェリコ「自画像」 レンブラント・ファン・レイン【コラム】美術の皮膚(27)「近現代のご長寿画家たち③~20世紀最大の芸術家ピカソまで~」【コラム】美術の皮膚(167)マネの黒とマネの闇~父である前に画家~ スポンサードリンク