「ドレスデン祭壇画」 アルブレヒト・デューラー 作者:アルブレヒト・デューラー 年代:1496年頃 製法:テンペラ、麻布 収蔵美術館:ドレスデン絵画館 中央に幼児キリストを礼拝する聖母、左翼に聖アントニウス、右翼に聖セバスティアヌスを表したこの祭壇画は、古くよりドレスデンにあるため「ドレスデン祭壇画」と通称される。 デューラーの最も初期の重要な宗教画として知られるが、人体表現、空間表現にはまだ硬さを残しており、また中央画と翼画との間には様式的相違も感じられる。 おそらくザクセンのフリードリヒ賢公の注文によって描かれたものであろう。 あわせて見たい絵画・コラム「往診」 ヘラルト・ダウ【コラム】美術の皮膚(160)ベネツィア派~革命の継承者たち~「ラケットとシャトルをもつ少女」 ジャン・シメオン・シャルダン「レウキッポスの娘たちの略奪」 ルーベンス(ピーテル・パウル・ルーベンス) スポンサードリンク