「自画像」 アルブレヒト・デューラー(プラド美術館) 作者:アルブレヒト・デューラー 年代:1498年 製法:油彩、板 収蔵美術館:プラド美術館 デューラーは生涯を通じて数多くの自画像を残したが、その中の初期の1点である。 流行の服に身を固めた26歳の画家は、自信に満ちたまなざしでこちらを見つめている。 技法の完璧さと自然に対する深い理解が背景の描写からもうかがえる。イギリスのチャールズ一世の財産競売で、フェリペ四世が手に入れた作品である。(木下) あわせて見たい絵画・コラム「イヴリーの戦いにおけるアンリ四世」 ピーテル・パウル・ルーベンス「アルジャントゥイユのヨットレース」 クロード・モネ世紀末パリを彩った儚き花(後編):アルフォンス・ミュシャ/「ジスモンダ」【コラム】快慶作・弥勒菩薩立像 / ツバキング スポンサードリンク