ウィーン美術史美術館, デューラー(アルブレヒト・デューラー)

「梨の聖母子」 アルブレヒト・デューラー

梨の聖母子
年代:1512年
製法:油彩、板

デューラーは、生涯にわたって数多くの聖母子像を描いている。

この『梨の聖母子』は、デューラー後期の聖母子像の特徴を典型的に示すもので、対象をクローズアップし、マリアとイエスの間の親密な情感を強調しながらも、決して聖母子の気品は損なわれていない。

イエスが手にする梨は、キリストの愛の象徴である。

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