「モナ・リザ」 レオナルド・ダ・ヴィンチ 作者:レオナルド・ダ・ヴィンチ 年代:1503-1506年頃 製法:油彩、板 収蔵美術館:ルーブル美術館 レオナルド・ダ・ヴィンチは盛期ルネサンスを代表する万能の巨匠。世界的に名高いこの絵は、1503年頃、彼がフィレンツェの上流市民フランチェスコ・デル・ジョコンドの若い妻リザの肖像を描いたものと言われる。 独特のぼかした輪郭が、見るたびに微妙に表情を変える深みのある肖像を生み出し、さらに背景の風景が宇宙的な響きを与えている。レオナルド・ダ・ヴィンチは、フランスに招かれアンボワーズの城で息を引き取るまでこの作品を手許に置いた。(太田) あわせて見たい絵画・コラム「メルクリウスとアルグス」 ピーテル・パウル・ルーベンス【コラム】美術の皮膚(148)カラバッジョ~世界で初めてのカラバッジョ~【コラム】美術の皮膚(103)「世紀末芸術~クリムトというブラック・ホール~」「パルナッソス山」 プーサン(ニコラ・プーサン) スポンサードリンク