「聖母子と天使と聖人たち」 フィリッポ・リッピ 作者:フィリッポ・リッピ 年代:1437年頃 製法:テンペラ、板 収蔵美術館:ルーブル美術館 フラ・アンジェリコ同様、フィレンツェで活躍した修道僧画家。 この絵はフィレンツェのサント・スピリト聖堂にあるバルバドーリ家礼拝堂の祭壇画として描かれたもので、初期のフィリッポ・リッピの画風を示す。 彼はマザッチオの作品を見て画家を志したと伝えられるが、この作品の重厚な人物表現にはその影響が現れている。 尼僧と駆け落ちして修道院を脱走したことで知られるフィリッポ・リッピは、のちに官能的な美しい聖母子の形式を作り出した。(太田) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧