「水浴のディアーナ」 フランソワ・ブーシェ 作者:フランソワ・ブーシェ 年代:1742年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーブル美術館 作品の主題は狩りの女神ディアーナ。とはいっても、神話は全く女性の裸体を描くための口実に過ぎない。 女神のタイプ、その日常的なポーズは、妙に世俗的で生々しくエロティックであり、淡いバラ色の肌と水辺の自然の軽やかな線の色調の対比は、それを砂糖菓子のように甘美に包み込んで、いかにもロココ風の装飾的な効果を生んでいる。(太田) あわせて見たい絵画・コラム「メアモールとプシュケ」 ジェラール(フランソワ・ジェラール)「庭の集い」 ピーテル・デ・ホーホ「デルフトの小路」 ヤン・フェルメール「泉」 アングル(ドミニック・アングル) スポンサードリンク