「水浴のディアーナ」 フランソワ・ブーシェ 作者:フランソワ・ブーシェ 年代:1742年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーブル美術館 作品の主題は狩りの女神ディアーナ。とはいっても、神話は全く女性の裸体を描くための口実に過ぎない。 女神のタイプ、その日常的なポーズは、妙に世俗的で生々しくエロティックであり、淡いバラ色の肌と水辺の自然の軽やかな線の色調の対比は、それを砂糖菓子のように甘美に包み込んで、いかにもロココ風の装飾的な効果を生んでいる。(太田) あわせて見たい絵画・コラム「庭園の宴」 ヴァトー (アントワーヌ・ヴァトー)「小椅子の聖母」ー ラファエロ・サンティ「庭の集い」 ピーテル・デ・ホーホ【コラム】美術の皮膚(158)ベネツィア派~嵐を呼ぶ画家ジョルジョーネ~ スポンサードリンク