「パルナッソス山」 プーサン(ニコラ・プーサン) 題名:パルナッソス山 作者:ニコラ・プーサン 年代:1625-1629年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 イタリア到着直後の作品で、彼が敬愛したラファエロやティツィアーノの感化が強く認められる。 パルナッソス山に住むアポロンの周りに学芸の女神ミューズが集い、詩人マリーノの頭に月桂樹の冠が授けられる。人文主義的な教養に基づいた古典世界がバランスよく構成されている。 フェリペ五世が1714年にロッテルダムで入手した作品である。 解説:木下 亮(昭和女子大学 教授) あわせて見たい絵画・コラム【コラム】美術の皮膚(10)「コンテンポラリーアートは日本人の鑑賞に適している?」「眠るヴィーナス」 ジョルジョーネ【コラム】美術の皮膚(69)「“幸福の画家”の苦悩~決めたことを貫く苦悩~」「画家のアトリエ」 ギュスターヴ・クールベ スポンサードリンク