「アルジェの女たち」 ウジェーヌ・ドラクロワ 作者:ウジェーヌ・ドラクロワ 年代:1834年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーブル美術館 フランス・ロマン主義の代表的画家ドラクロワは、1832年にモロッコ旅行をして、アフリカの明るい光を発見したと言われている。その成果として、彼はたくさんの水彩によるスケッチをフランスに持ち帰った。 同時に、この旅行でアルジェの後宮に立ち寄ったドラクロワは、エキゾチックで官能的なオリエンタリスムの世界を発見する。その結果この作品が生れた。彼はこの画面に、ダイナミックな世界とは異なる、豪奢(ごうしゃ)で秩序だった静寂が支配する桃源郷を表現したのだ。(橋) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧