ジョルジョーネ, ルーヴル美術館

「田園の奏楽」 ジョルジョーネ

田園の奏楽
年代:1510-1511年頃
製法:油彩、カンヴァス
収蔵美術館:ルーブル美術館

ヴェネツィア絵画の名作中の名作。羊飼が帰途につく黄昏どきの美しい田園風景を背にして、着衣の若者と裸婦がふたりずつ配されている。

主題の単純な図解を越えて、詩的な連想を呼び起こす表現の効果、目の喜びが純粋に追求されている。

夭折した画家ジョルジョーネの作品と長い間見なされてきたが、近年ではティツィアーノの加筆に大きな比重が置かれている。(太田)

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