「田園の奏楽」 ジョルジョーネ 作者:ジョルジョーネ 年代:1510-1511年頃 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ルーブル美術館 ヴェネツィア絵画の名作中の名作。羊飼が帰途につく黄昏どきの美しい田園風景を背にして、着衣の若者と裸婦がふたりずつ配されている。 主題の単純な図解を越えて、詩的な連想を呼び起こす表現の効果、目の喜びが純粋に追求されている。 夭折した画家ジョルジョーネの作品と長い間見なされてきたが、近年ではティツィアーノの加筆に大きな比重が置かれている。(太田) あわせて見たい絵画・コラム「トランプをする人々」 ポール・セザンヌボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション(神戸)【コラム】美術の皮膚(59)「おしゃべりな絵画~尽きない情報量~」【コラム】美術の皮膚(173)マネの黒とマネの闇~父がファザコンだと子もファザコン?~ スポンサードリンク