「東方三博士の礼拝」 サンドロ・ボッティチェッリ 作者:サンドロ・ボッティチェッリ 年代:1475年頃 製法:テンペラ、板 収蔵美術館:ウフィーツィ美術館 この作品は画中にメディチ家の人々の肖像が描き込まれていることで有名である。 まず幼児キリストの前にひざまずいている老年の王はメディチ家繁栄の基盤を築いたコージモ・イル・ヴェッキオ、手前中央の赤い衣をまとった壮年の王はコージモの子息ピエロ。 その右側で向かい合っている若年の王がやはりコージモの子息であるジョヴァンニ、そして画面左端で剣を持った男が当時のメディチ家の当主ロレンツォ・イル・マニーフィコと一般に考えられている。 また画面右端の男をボッティチェッリの自画像とする学者もいる。 スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧