「楽園」 ルーカス・クラーナハ(父) 作者:ルーカス・クラーナハ(父) 年代:1530年 製法:油彩、板 収蔵美術館:ドレスデン絵画館 画面上半分には、旧約聖書「創世記」に記された、「アダムの創造」から「楽園追放」に至る5つの場面が森の風景の中に描き込まれ、下半分には、さまざまな動物の姿が見える。 「楽園」という主題は15世紀以来、北方絵画にしばしば見られるものであるが、この作例のように、生き生きとした自然や動物の描写に格好の場を提供した。クラーナハ(父)晩年の作品である。 スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧