「我々は何処から来たのか、我々は何者か、我々は何処に行くのか」 ポール・ゴーガン 作者:ポール・ゴーガン 年代:1897-1898年 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:ボストン美術館 ゴーガンに不幸な知らせが届いた。愛娘アリーヌの死の知らせだった。 困窮と闘いながら体の不調をなんとかこらえていた画家だったが、ついにその糸は切れ、ヒ素を飲んで自殺を図る。しかし未遂。 この作品は画家にとって遺書のような作品と考えられている。横4メートル近い大作。 右から左へ人間の一生を描いたとみることもできる。 スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧