「ヴィーナスとオルガン奏者と小犬」 ティツィアーノ・ヴェチェルリオ 作者:ティツィアーノ・ヴェチェルリオ 年代:1548-1550年頃 製法:油彩、カンヴァス 収蔵美術館:プラド美術館 ティツィアーノは、ポエジーア(詩想画)と呼ばれる官能的な神話画を王侯貴族のために多数描いている。 本作品と類似の作品も数点残されており、同じプラド美術館には犬のかわりにキューピッドのいる作品が所蔵されている。 背景の広大な庭園、豪華なビロードのカーテン、豊満な裸婦、オルガンの響き、これらが一体となって官能的な愛の世界が醸し出されている。 解説:篠塚 二三男(跡見学園女子大学 教授) スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧