「聖家族」 ミケランジェロ 題名:聖家族 作者:ミケランジェロ 年代:1504-1506年 製法:テンペラ、板 収蔵美術館:ウフィーツィ美術館 おもに彫刻家として活躍したミケランジェロは絵画作品をあまり残しておらず、システィーナ礼拝堂の壁画連作を除けば、本作品は唯一の完成作品とされる。 ここに描かれた聖母マリアは同時代に活躍したレオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロの描くそれとは全く異質なもので、逞しい腕をした彼女は実に彫刻的に表されている。 また硬質な衣はあたかも大理石のようである。近年の修復で当初の鮮やかな色彩が蘇り、ミケランジェロの画家としての重要性が再認識されるようになった。 スポンサードリンク 編集者RECENT POSTED2023年2月6日憧憬の地 ブルターニュ ― モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷:国立西洋美術館イベント情報2023年2月6日ルーヴル美術館展 愛を描く:国立新美術館イベント情報2022年1月12日【コラム】美術の皮膚(192)マネの黒とマネの闇~モネの友情×打算~コラム2021年12月18日【コラム】美術の皮膚(191)マネの黒とマネの闇~ブーダンとクールベ~コラム2021年12月11日【コラム】美術の皮膚(190)マネの黒とマネの闇~本当の印象派の父~コラム2021年11月27日【コラム】美術の皮膚(189)マネの黒とマネの闇~もう一枚の集大成~コラム編集者の記事一覧